カブリオレとCC

307のCCが発売されることとなった。最近はこのCCがとても流行っている。そもそもこのCCを世の中に最初に出したメーカーはプジョーらしい。だからとい  う訳ではないが、206以降は必ずラインナップに設定される車種になると思われる。
私が初めて「プジョーってかっこいいな」と思ったのは205CTIである。そう、205のカブリオレですね。様々な制約があって結局は購入できなかったが、いまでも憧れの車である。私の中ではプジョーのカブリオレは特別な存在なのである。
306のカブリオレ以降、残念ながらカブリオレは製造されなくなってしまった。変わってCCとなったわけである。私は、このCCがどうしても好きになれない。オープンのときは「かっこいい」と思うのだが、クローズしたときが「・・・・・・」なのである。そもそもHBとして開発された車であるからかもしれない。リアが長いのである。車体の中央に島のようにコクピットがあって、その前と後ろがほぼ同じ長さに見えてしまう・・・・・このシルエットが好きになれないのだ。個人的にはフロントが長い車が好きだ。その点から言うとプジョーのCCは私の美的感覚からズレてしまっているのだ。オープンの時がたまらなくかっこいいだけに本当に残念でならない。
206もカブリオレであればこの点は解消されるハズである。“プジョーの伝統はCCである”のは理解できるが、ならばクローズでもかっこいいCCを作って欲しい。メルセデスあたりは結構好きな形である。あれぐらい思い切ったCCの開発を切にお願いしたい。
最後に・・・・・・206CCをオープンのみで走れるなら、私は「買い」である。やっぱ“かっこいい”すからね。ここ北海道ではとても無理な話ですが・・・・。 (終)   

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